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上越産の卵、香港に輸出開始 日本海ファームが県内初出荷

6日前

新潟県上越市柿崎区の鶏卵生産販売業、日本海ファーム(境野徳夫代表取締役)は2022年5月10日、県内初となる香港への鶏卵輸出を開始した。香港では安全性や食味の良さから日本産鶏卵の需要が年々高まっており、新型コロナウイルスの影響で外食産業などの国内需要が落ち込む中、同社は新たな販路として期待を込めている。

県産鶏卵で初めて香港に輸出された日本海ファームの「生命の素」
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農林水産省によると、香港は日本の農産物の最大の輸出相手国。特に日本から輸出される鶏卵のほとんどが香港向けで、2020年の輸出量は約1万8000t、約50億円と前年の2倍以上になった。コロナ禍前に観光などで日本を訪れた人が、生食も可能な日本産卵の品質の高さやおいしさを知ったことなどを背景に、市場規模が拡大している。

日本海ファームは週1回、10個入りパックで1万9200パック、約11tを出荷し、年間約570tを輸出する計画。商品名は「生命の素(いのちのもと)」で、日本産をアピールするためひらがなも使い、パッケージには浮世絵風の波のイラストを入れた。香港までの輸送に時間を要することから、卵はすべて加熱用となっている。

鶏卵を洗浄殺菌し包装する日本海ファームの工場(同市石橋新田)
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輸出先は香港の大手食品企業「四洲集団」で、同社の中間層向けの食品スーパーなどで販売するほか、レストランでも使用する。香港の日本産卵の販売価格は1パック400円程度だが、四洲集団は生命の素を約300円で販売して差別化を図る戦略だという。

この日、鶏卵を洗浄殺菌し包装する同市石橋新田の工場から、第1便が出荷された。卵は5月14日に新潟東港を出港し、韓国・釜山(プサン)港を経由して5月下旬に香港に到着予定。

トラックに積み込まれる香港輸出第1便の鶏卵
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日本海ファームは柿崎区の養鶏場で約27万羽の採卵鶏を飼育し、年間約4800tの卵を生産している。海外への輸出は同社では初めて。

川原正嗣常務(47)は「安心安全な日本の農産物の輸出は増えていて、特に鶏卵は香港の人たちに求められているので、新潟県産の卵をアピールしていきたい。中国料理だけでなく、日本で食べた料理にもチャレンジしてもらいたい」と話していた。